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日本のデートは、ごく近年に至るまで、男性が女性を遊び場やレストランに連れて行ったり、女性のショッピングに付き合ったりと、男性が費用を全額負担し、女性を接待するような形式が多かった。学生同士など男性に経済力がない場合は、女性も多少費用を出す場合もあったが、その場合でも、男性が女性をリードすることが当然視されていた。

現在では、女性も経済力を付けたこともあってか、女性側が全額負担するカップルも数多くなってきており、男女がほぼ同年代の場合は双方が費用を出し、2人が一緒の時間を過ごすという形式が増えているが、男性が一定以上年上の場合は、男性の甲斐性を見せるために、男性が経済的負担を行った上で積極的にリードするという、昔ながらの形式が未だに主流とされている。デート商法が暗躍する土壌は、一部には今も根強く残るこのような日本特有のデートの作法によるとの意見もある。御互い相手のことを思いやり、分相応に負担しあうことが望ましい。

具体的には、一般に食事、ショッピング、観光、映画や展覧会・演劇・音楽会の鑑賞、遊園地・アトラクション、夜景などを楽しむ、といった内容であることが多いが、これらの行為そのものよりも、それを通して互いの感情を深めたり、愛情を確認することを主目的とする。お互いのことをより深く知ることで、交際を深めることができる。事前に立てられた計画をデートプラン、事前に計画したデートの道筋はデートコース、デートをする際に適しているとされる場所はデートスポットと呼ばれている。2人で過ごす時間をただ楽しむためだけではなく、交際を順調に進めるための目的を一方が計画している場合もある。まだ、お互いが恋人同士と認識していなくてもデートをするということもある。デートの最中において、恋人同士と認識した交際をしたい旨を正式に申し込む、初めてのキスをする、プロポーズをすることなどがある。

また以上より転じて、男女の組合せが二人きりで行動することをも言う。「逢引」などの言葉を使うこともあるが、転義には用いられない。なお、英単語の date には、他に「デートの相手」「日付」(この場合日本語では「デイト」と表記される事もある。腕時計の機能)「ナツメヤシ」などの意味がある。稀にフランス語を転用して「ランデヴー」と言うこともあるが、本来フランス語のrendez-vousとは単に「待ち合わせ」の意味であって(英語のappointmentにおおよそ相当し)、特に恋愛的要素は含まず、仕事や日常の場面で広く使われる言葉であり、(用法が知られておらず隠語として用途があり得た時期はともかくとしても)現在ではあまり適切な用法ではない。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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